4月29日
この日、新入部員2人を連れてOB会主催のボーリング大会に参加しました。場所は横浜駅の
ボーリング場といえばハマボールです。改築工事で閉鎖し、リニューアルオープンして以来
全く行っていませんでしたが、内装は大変きれいになっていました。なお、このビルにはスパ
もあるようですが、今回の目的はそちらとは関係ないので、行っていません。OBの方は10人以
上集まり、そこそこの人数になりました。やはり、新入生は緊張していた様子でしたが、ゲー
ムを進めているうちに多少、それがほぐれていたような気がしたような…。
結果は、まあ…。OBの方が優勝という形で終わりました。そのあと、引き続き懇談会が始ま
りました。1人は残念ながら参加できず、バトンタッチをする形で懇談会から参加する1人と合
流しました。居酒屋はハマボールが入っている同じビルで行いました。座席は川がよく見える
ところで徐々に夕暮れに沈んだいく、横浜は天気が良かったこともあり、きれいでした。
5月9日
この日は新入生の新歓日帰り旅行を行いました。行先は、リニューアルして特に、運転手シ
ミュレーターが新しくなったという東向島にある東武博物館です。中は、線路下とは思えない
ほど広く、開放的な空間でした。まずは、鉄道模型ショーを見ました。やはり、登場する車両
は全て東武の現役で活躍している車両や、引退した車両でした。モジュールは東武(東上線を除
く)をモチーフにしたもので、東武浅草駅や日光、鬼怒川の山々をモデルにしたものがありまし
た。しかし、この模型ショー、登場する模型の車両(例えばスペーシアやけごん)の解説をして
くれるのですが、なぜか8000系だけは解説がないまま終わってしまいました。あまりにもメジャ
ー過ぎて解説は必要ないと判断したのでしょうか?謎です…。
この後、シミュレーターを体験しました。博物館にはバスの運転もあるのですが、ハンドル
操作が映像に反応されないみたいで、勝手に映像が流れていくものとなっています。なのに、
運転評価が出るという謎のシミュレーター。ここにはお金が流れなかったのか?一方、鉄道の
運転のほうはクオリティーがとても高く、鉄道博物館にも引けを取らないレベルです。なぜな
ら、このシミュレーターは実写の運転シミュレーターゲーム制作会社としては有名な、音楽館
が手掛けているのです。停止線までの残り距離なども出してくれるという親切設計。見たとこ
ろ、子供より大人の方のほうが並んでいたような…。
次は、2階へ行きます。2階には記念入場券や、線路わきを窓からのぞける施設、さらには、
東武の歴代の資料が保存してあり、見どころ満載の施設です。実際の8000系で使われていた座
席などのんびりと休めるところもあります。
お昼を食べ終えたら、次はいま建設中の東京スカイツリーを見に行きました。このタワーは
業平橋にあった、貨物ヤード跡地に建設されているもので、この日の高さは368m。すでに東京
タワーを抜いています。この高さに第一展望台を建設しています。駅からは見ると、まさに見
上げる高さです。スカイツリーは高さが632mまで伸びるので、後、約1.8倍になるわけです。
駅を出て、道路の反対側にはスカイツリー建設期間中限定でオープンしている東京スカイツリ
ーインフォプラザをのぞきました。ここには、今現在までの工事の過程や今後の予定、スカイ
ツリーのコンセプト、建設方法などが展示してありました。鉄研の中に建築学科の部員がいる
のですが、彼が言うには、これぐらい高い建物になるととにかく基礎部分が大切になると言っ
ていました。基礎工事に1年近い時間がかかっているようです。
ここは、最近注目されている観光スポットなので、日曜日ということもあり、歩道から建設
途中の様子を撮影している人が大勢いました。
さて、一通り、スカイツリーを見終えた後、東武浅草駅へ向かいました。車窓からは駅周辺
以外にも多くの人が撮影をしていました。東武浅草駅へ向かった目的、それは、ホームとドア
の幅がカーブによって、異様にあいているところを見学してみようということです。
この駅の入り口のカーブは半径100mの急カーブとなっており、ポイントはカーブ上に設ける
ことはできないので隅田川の鉄橋上に設置されている。駅の入り口は急カーブとなっているう
え、浅草駅は頭端式のホームとなっているため、これ以上ホームの延伸ができない構造となっ
ている。そのため、入線できる車両は基本的に6両であるが、1番線は例外で8両編成が入線出来
る。しかし、後ろの2両は急カーブの影響で、後ろの2両がドアカット扱いとなり、ホームに柵
が設置されている。なお、1番線のみ6両編成の車両が直線状に停車でき、2−5番線のホームは
車両との間に大きな隙間が生じる。特に、後ろの3両がすさまじい状況である。
特急専用ホームには入ることはできないので、普通列車が停車するホーム2番線で見学を行っ
た。まず、3号車付近にはビルの柱があるため、人が一人通るのにも精いっぱいの幅しかなく、
列車到着時はここで待つにはあまりにも危険すぎる幅です。この辺りから、急カーブが始まり、
2、1号車と続きます。特に、車両連結部にはかなり大きな幅が開いており、冗談ではなく、人が
ホームと車両の間にすっぽりと落ちてしまう大きさです。あまりの急カーブのため、連結部に設
置されいている転落防止幌が重なった状態になっており、1つしか表に出ていませんでした。ド
アとホームの幅はこれよりかは狭まっていますが、30cmは開いています。
なお、3−5番線ホームでは列車が到着すると乗降口にステップが設けられていて、落下防止に
努めています。かつては、どのホームにも使われていたようです。
今回の新歓旅行はお手軽な感じとなりました。ただ、最後の東武浅草駅見学は若干濃いものに
なったようです。
6月12日
毎年恒例のOB総会に参加しました。今年は下町再発見をテーマです。今年も梅雨時にもかかわ
らず、天気は絶好の旅行日和、晴れでした。
まず、水上バスで浜松町から浅草まで乗船しました。都内の移動のほとんどは鉄道やバスなの
で、水上バスというのはあまり乗る機会のない乗り物でした。隅田川からみる東京の風景という
のは普段地上から見る景色と違い、新鮮でした。
終着の浅草では、隅田川の対岸側に建設中の東京スカイツリーが見られました。約一か月前、
東京スカイツリーの高さは368mでしたが、今日は399mと、まもなく400m越えの高さに達していま
した。たった、1か月で300m以上の高所という悪条件化にもかかわらず、30mも背丈が伸びるとは
建設技術の向上というほかありません。ここで、集合写真を撮りました。
当初の予定ではここから江戸東京博物館へ徒歩で移動する予定でしたが、思ったより気温が上
昇しており、徒歩で向かうには大変であると判断し、浅草から地下鉄で両国へ向かうことになり
ました。ここでは、江戸時代から昭和のオリンピックまでの東京の歴史を学ぶことができる博物
館です。中には貴重な展示品や文献が多数あり、当時の生活や文化などを触れることができます。
夕食の懇談会は門前仲町にある、捜索ダイニング「アラジン」というお店で行いました。今年
のOB総会は去年よりも人数が多く、懇談会では44名もの方が参加するという大変、賑やかな会と
なりました。さて、ここのお店は写真から見ての通り、非常に鉄道ムードなお店となっておりま
す。店内には鉄道の写真他、鉄道グッズ、さらには鉄道模型のジオラマまであり、模型に関して
は持ち込みも可能とのことです。鉄道グッズも様々なものがあり、埼京線開業記念切符や京浜東
北線209系さよなら運転のステッカーなどがありました。また、懇談会のとき、お店の中にあるテ
レビでは青函連絡船のビデオや、京阪特急の前面展望の映像を流してくれました。
さて、懇談会では必ず現役性が一人一人、前で自己紹介をするという毎年おなじみの恒例行事?
みたいなものがあります。会長の役目といえば、鉄研の近況報告となります。去年の活動報告や
今年の予定、さらにはこのホームページの宣伝などをさせていただきました。鉄研の部員数は年々
増加しているので、この流れのまま、さらなる部員数増加を目指したいものです。
料理のほうは、基本的にはインド料理が主体で、カレーやスパイシーチキンなどバラエティーに
とんだラインナップとなっていました。カレーにはご飯以外に、ナンなど本格的な料理がりました。
人数が40名以上と大勢いるため、大皿に乗せ合った料理もあっと今に消費されていきます。厨房の
ほうも大わらわとなっていました。
食事も終わり、締めとして、わが横浜国立大学の校歌「みはるかす」を参加者全員で腕をまわし
て、熱唱しました。まさに、その場にいる全員が一体となる、そんな感じの締めくくり方でした。
最後に、お店の前で集合写真をお店の方に撮影してもらいました。
このような感じで、OB総会を楽しく過ごすことができました。このような企画を考えてくださり、
招待してくださったOBの皆様にお礼申し上げます。また、このような機会がございましたら、是非、
参加したいと思います。
8月9〜11日
今年は青森と函館へ合宿旅行を行いました。詳しくは
合宿2010年度をご覧ください。
11月5〜7日
今年も例年通り常盤祭に参加しました。場所は告知通り、経営205でした。今年の展示は鉄道模型のほかに横浜国立大学周辺の鉄道会社や番外編として台湾新幹線のポスターを展示し、名前の通り研究会らしい発表となりました。他には、クイズも用意いたしました。毎年クイズラリーという形で壁に問題を張っていましたが、今年からは難易度別にクイズを用意し、鉄道にあまり詳しくなくても手軽に挑戦できる問題も用意いたしました。もちろん、上級者向けの非常にマニアックな問題もありました。さらに、切符や写真の展示もいたしました。なお鉄研の会誌である「Sealed Beam」を配りました。今年から印刷会社を変更し、表紙をカラーにし、中身の紙のほうも上質なものに変更いたしました。また、ノベルティとして缶バッチも配りました。こちらは、お子様に大変好評でして、予定数より若干多めに配ることができました。来年もこのようなグッズ関連を充実していきたいと思っております。
鉄研にカンパをしてくださった方々には改めてお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。来年の文化祭にもぜひ参加したいと思いますので、機会がございましたらご来場をお待ちしております。
12月4〜5日
今年はOB会の合宿に参加しました。現役生からは2名の参加です。行き先は広島、宮島研ペンを刊行するものです。
まず、8時8分新横浜発のぞみ13号に乗車しました。座席には東京、品川から先に乗車していたOB会の方々と久しぶりにお会いしました。広島まではおよそ4時間ほどかかるため車中では飲み物とつまみがふるまわれました。この日は前日の嵐とは打って変わり、快晴で天候に恵まれました。左側の車窓からは富士山がくっきりと見えました。途中の姫路からは2年前に卒業した先輩に再会しました。勤め先が神戸なのでなかなか会えませんので、久しぶりの再会です。
11時57分、広島駅に到着しました。その後、12時15分広島発山陽本線に乗り換えて宮島口へ向かいます。12時42分に宮島口に到着しました。ここから、JRフェリーに乗り換えいよいよ世界遺産でもある宮島の厳島神社へと向かいます。波は大変穏やかで、船内は多くの観光客で賑わっていました。船からは日本三大鳥居の一つである厳島神社の鳥居を見ることができ、この時間帯は潮が満ちていたため、まだ歩いて鳥居の下まで歩いていける状態ではありませんでした。
約10分後、宮島へ到着。昼食はあなごめし、お好み焼き、かき、の3つの組に分かれました。現役生2人とOB1人は宮島の名物でもあるあなごめしをいただきました。焼き方は関西風でアナゴを蒸したりはせず、たれをつけて焼いた感じがしました。一通り食べ終わった後、厳島神社に向かいました。時刻は14時20分ごろでこの日の干潮はちょうどこの時間帯だっため、海岸に降りて大鳥居の下まで歩いていくことができました。改めて目前から鳥居を見ると非常に大きく圧倒されます。
今度は厳島神社を参拝しました。中の柱や屋根は朱色一色になっており、また、社殿が海の上に建てられているため、台風や高潮の被害を軽減しようと床の木材に間隙を設けるなどの対策もとっていました。本殿の真正面からは鳥居が見えます。ここからでも鳥居が相当大きいことがわかります。神社には鳥居のほかにも日本三大舞台の平舞台もあります。
15時15分ごろ宮島から再びフェリーに乗船しました。広電宮島口駅から広電に乗車し、もうひとつの世界遺産でもある平和公園の原爆ドームへ向かいます。途中の広電西広島駅までは専用軌道となっており、路面電車とは思えないほどの速度で走行します。広島電鉄は軌道線6路線19.0kmと鉄道線1路線16.1kmの総延長35.1kmの路線で、輸送人員、路線距離ともに日本一の路面電車です。広電西広島までの宮島線は主に3・5連接車が運転しており、1編成あたりが長く、多くの乗客を乗せられるようになっています。
16時ごろ原爆ドーム前電停に到着しました。負の世界遺産でもある原爆ドーム(被爆前は広島県産業奨励館呼ばれていました)の周辺は都会の喧騒と離れた荘厳な雰囲気がありました。広島平和記念公園一帯には原爆にまつわる様々な石碑や銅像などがあり、核兵器の悲惨さを伝えています。公園内には平和祈念資料館がありましたが、閉館時間間際に到着したため今回は見学をあきらめました。
一通り、平和記念公園を散策したあとホテルへと向かいました。途中の銀山町電停付近にほど教があります。ここの歩道橋は広電の撮影スポットであり、ここから市中心部を見ると電停に停車している多くの路面電車をとることができます。ホテルにチェックインした後、懇談会の会場へと向かいました。メイン料理は牡蠣鍋で大変おいしく頂きました。懇談会では部誌を配布したりと大変盛況でした。
翌日、8時45分広島港発のフェリーに乗船し、江田島へと向かいました。その後バスに乗り継ぎ自衛隊江田島術科学校(海軍江田島学校)に到着しました。ここでは、同校のガイド付きの見学ツアーに参加しました。この学校は現在NHKで放送中の「坂の上の雲」のロケ地として登場しています。ここの建物は明治、大正、昭和を経て、平成の今でも建築当時の姿を残しています。ツアーの方の説明は大変わかりやすく、途中、ジョークを交えたユーモラスあふれた説明でした、また、ここの敷地内には海軍操練所から太平洋戦争までの旧日本軍の資料館があり、館内は撮影禁止であるものの貴重な遺品や遺書などがあり、特に特攻隊の遺書はこれから後戻りのできない戦地へと向かう人々の心情が伝わってきます。
江田島から再び、フェリーに乗船し呉へと向かいました。呉は戦前から現在でも造船の町として発展しており、呉の港には小型から大型の貨物船、さらには海上自衛隊の船も停泊していました。ここでは大和ミュージアムを見学したかったのですが、時間もなく、おなかも空いていたため駅前のお好み焼きを食べて時間をつぶしました。14時14分呉発の快速列車に乗車し広島へと向かい、到着後、構内でお土産などを購入し、15時8分のぞみ38号に乗車し東京へと戻りました。
OB総会に続き、このような会に現役生をお招きいただきましてありがとうございました。鉄道以外にも旅行において、大変充実した合宿となりました。また参加したいと思います。
12月23日
年の瀬でもあるこの日、横浜国立大学鉄道旅行研究会は顧問の先生もお呼びして、横浜で忘年会を開催いたしました。中華街で催す予定でしたが3月に追いコンがある関係で、ピザ・パスタ専門チェーン店のラパウザで執り行いました。この1年の活動を振り返ると今年も多くの活動を行ったと思います。2月には越後湯沢へスキー旅行、新歓旅行では東武博物館、および、浅草へ、OB総会は行き先が多少かぶってしまったものの浅草、江戸東京博物館、鉄研合宿では青森・函館、常盤祭では部誌の表紙をカラーにし盛況でした。また、OB会合宿にも参加し、広島、宮島をめぐりました。
今年も様々なことがありました。来年も色々な活動をしていきたいと思います。鉄研にとって今まで以上に楽しく、良き年でありますように・・・
2月23日
今年卒業する学部4年と横浜国立大学を退官する顧問の先生を見送るため追いコンを開催いたしました。場所はおととし、忘年会で使用した横浜中華街の珍味園というところです。鉄研のメンバーほぼ全員が集まり、大変にぎやかな会となりました。この4年間の思い出や入部時の印象など懐かしい話でした。また、先生からも色々な思い出話を聞くこともできました。
最後に4年間、一緒に鉄研を支えてくれてお疲れさま!卒業してもちょくちょく顔をのぞきに来てくれるのを楽しみにしています。そして、来年度から急遽、退官となった顧問の先生には今まで鉄道旅行研究会を支えてくださって、改めてお礼を申し上げます。新しい職場でも頑張ってください。お時間があったら是非、遊びに来てください。
横浜国立大学鉄道旅行研究会を盛り上げて下さった2人に感謝いたします。
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▲ボーリングを楽しむ
▲鉄道模型のモジュール
▲5700形特急けごん
▲1720形の前で集合写真
▲建設中の東京スカイツリー
▲浅草雷門
▲浅草の水上バスのりばにて集合写真
▲店内の鉄道模型
▲懇談会参加者の集合写真
▲常盤祭の様子
▲宮島名物あなごめし
▲干潮時の鳥居
▲原爆ドームと広電
▲夜の広島の繁華街
▲自衛隊江田島術科学校
▲呉港の様子
▲忘年会の様子(ピザ)
▲中華街での集合写真
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